崖からジャンプしたら緑の道が見えてきた

再びお久しぶりの更新です。

今回時間が空いたのは、出張から帰って以来楽しいことが毎日目白押しで楽し忙しくて!ブログがちょっとお留守になってました。

この10日間位の間にもどんどん変化しています、わたし。

まず、これまで約7年間お世話になってきた産業系の通訳を卒業しました。前に依頼をお受けしている案件はあと2つ、と書きましたが、その内1つが直近の出張で終わり、もう1つはキャンセルとなりましたので、これで正式に「崖からジャンプ」です!

出張中も、ずっと食と農の本を読み続けていました。今も読んでいます。ありがたいことに良い本にどんどん巡り合えていて、目指す方向がどんどん鮮明になってきます。興味が尽きない。学ぶことがこんなに興奮とわくわくの詰まったものだったなんて!これまで欠乏していた栄養素を初めて食べた体のように、喜んでいます。これからどんどん学んだことを吸収して、自分の血肉にしていきたい!具体的には、畑をもっと本気でします。本気で畑の自然と向き合います。そして学んだことをここで共有します。

一方畑では、トマトやナス、唐辛子など夏野菜がたくさん採れはじめました。畑の野菜で Kiko が作ってくれたサラダを食べたときのこと。「おいしい」と感じました。そしてそのおいしさには舌と脳が感じるおいしさ以外に、微妙で繊細で主観的な、直感が感じるおいしさもあるように思ったのです。「自分で作った野菜だから」。それもそうなんです。自分の手と頭と体を動かして作ったから、余計おいしく感じる。でもその人間側の理由の他にも何かある気がして。野菜達が、いつも接するわたしのことを思ってくれて、わたしの体と心に必要なおいしさ(栄養素、エネルギー)を蓄えてくれたのじゃないかと思ったのです。だから食べておいしいし、細胞が喜んでいる感じがしたし、その後しっとり心が落ち着いて満ち足りたのでは?

科学的根拠ゼロですが、植物の慈愛にこれまで助けられてきた身としては、直感だけで充分なのです。やっぱりあんた達(植物)は底抜けに優しい。ありがとう。そして「自分で育てたものを食べる」ことの大切さは、実はここにもあるのじゃないかとも思いました。(見知らぬ野菜じゃなく、わたしのことをよく知っていてわたしのためのおいしさを貯めてくれた野菜を頂く)。これからの野菜とのコミュニケーションが、更に楽しみになりました。

農業は科学だ。それも正しい。農業はスピリチュアルだ。それも正しい。ついでに農業はクリエイティブだ!植物の命を育み、それを頂いて人の命を育み、地球の命(環境)も育む。すっごいな~、農業。これら全てが融合する道を行きたいと思います。

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パクチーの実(コリアンダー)とコミュニケーション。

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パクチーの花は虫達に大人気。ウォーリー(ミツバチ)を探せ。